今さら聞けないNISA(2)

お金の管理

それでは、前回の記事で投資でお金が増える仕組みとNISAの制度について理解できたと思いますので、いよいよNISAを始めていきましょう!
まず、投資信託を買うためには証券口座が必要です。
証券口座にはいくつか種類がありますが、SBI証券楽天証券を選んでおけば問題ありません。
すでに住信SBIネット銀行やSBI新生銀行を使っている方はSBI証券、楽天銀行を使っている方は楽天証券でOKです!

NISAで購入できる商品にはいくつか種類がありますが、ここでは投資信託を選ぶ前提で話を進めます。
個別株やETFといった選択肢もありますが、投資信託はプロが運用し、少額から始められて、積立設定をすれば手間ゼロで続けることができます。
では、代表的な投資信託の種類を見ていきましょう。

  • 全世界株式(オール・カントリー)
    いわゆる「オルカン」と呼ばれる商品です。
    アメリカ、日本、ヨーロッパ、新興国まで、世界中の企業にまとめて投資できる超分散型の商品です。
    商品名(例):eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • 全米株式
    アメリカの企業のみにまとめて投資できる商品です。
    商品名(例):eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
    S&P500はアメリカの代表企業約500社のことです。
  • 先進国株式
    アメリカやヨーロッパなど、先進国の企業のみにまとめて投資できる商品です。
    新興国を含まない分、全世界株式より対象が少し絞られています。
    商品名(例):eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本)

他にもさまざまな投資信託がありますが、ここでは特に選ばれることの多い投資信託を紹介しました。
全世界株式や先進国株式は幅広く分散されているように見えますが、実際には経済大国であるアメリカの企業が大きな割合を占めています。
そのため、全世界株式・全米株式・先進国株式の値動きは比較的似ています
全世界株式と全米株式を組み合わせて購入している方も見かけますが、すでにプロが考えた配分で運用されている商品を選んでいる以上、無理に分けて購入する必要はありません
どれかひとつを選んだら、その商品を長く積み立て続けることが大切です。
ちなみに、私は全米株式のみを購入しています。

購入する投資信託を決めたら毎月いくら積み立てるか、順を追って説明していきます!
まず大前提として、半年分の生活費を現金で確保しましょう。
積立投資は、これから何年、何十年と続けていくことが前提です。
そのため、お金が足りなくなったから一旦売却するという状況は基本的に避けたいです。
病気やケガで働けなくなるなどの予期せぬ事態に備えて、最低でも半年分の生活費は現金で用意しておきましょう。
目安として、一人暮らしであれば100万円程度です。
次に、自分の余剰資金を把握します。
余剰資金とは、可処分所得(=手取り)から支出を引いた金額のことです。
40代前半くらいまでであれば、余剰資金の8割を積立、2割を貯金するバランスをひとつの目安にしてよいでしょう。
たとえば、可処分所得:20万円、支出:15万円の場合、余剰資金は20万円−15万円=5万円です。
このうち、5万円×80%=4万円を積立、残りの1万円を現金で貯金します。
一方、40代後半以降になると、積立期間の終わり(老後)が少しずつ見えてきます。
老後は投資信託を少しずつ売却して生活費に充てていくことになりますが、そのタイミングで大きな株価下落が起きていると、売却しづらくなる可能性があります。
そのため、40代後半、遅くとも50代頃からは積立額を徐々に減らし、住宅ローンの繰上返済や現金での貯蓄を増やしていくのが、より安定した考え方と言えるでしょう。

毎月いくら積み立てるかに正解はありませんが、大切なのは無理なく続けられる金額で継続することです!
次回は、ここまで決めた内容をもとに、証券口座で完全自動の積立設定をする方法を解説していきます。

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