公的年金の保険料は?
みなさん、老後のお金の準備進めていますか?
少し前までは老後2000万問題、最近では老後3000万問題などという言葉を耳にしますよね。
もしかすると、10年後には老後4000万問題なんて言われているかもしれません。
お金が十分に貯められなくて、定年退職後も働き続けて、そのまま一生を終えてしまう…。
そんな老後、何が何でも避けたいですよね。
私は、定年退職後は死ぬまで趣味を楽しんだり、旅行に行ったり、子どもや孫と遊んだりと、好きなことだけをしながら暮らしていくというのが目標です!
そのためにも、今のうちからしっかり資産形成をして、老後のためのお金を準備しておきましょう。
そのために、今回は国がどれだけ私たちの老後を保障してくれるのか、日本の公的年金の制度について理解しましょう!
ただ、年金制度は非常に複雑で、すべてを解説しようとするとキリがありません。
そのため、今回は重要なポイントに絞って解説していきます。
まず、私たちが納めている公的年金には、主に国民年金と厚生年金の2種類あります。
厳密には違いますが、自営業者は国民年金を納め、会社員は国民年金+厚生年金を納めています。
よく会社員が納める年金は「厚生年金」と聞くことが多いですが、実際には国民年金と厚生年金両方を納めているということです。
国民年金の保険料は収入に関係なく、毎月17,920円(2026年3月時点)ですが、年々少しずつ上がっていますね…。
一方、厚生年金の保険料は収入によって増えていきます。
細かい計算手順は省略しますが、会社員が毎月負担するの保険料は平均月収×9.15%(2026年3月時点)です。
つまり、月収30万円の会社員であれば、17,920+300,000×0.0915=45,370円納めるということになります。
同じ月収30万円でも自営業者と会社員でここまで保険料が違うんですね。
他にも、出産前後は国民年金の保険料が免除されたり、育児休業中は厚生年金の保険料が免除されたりと、年金には細かな制度がいくつも用意されていますが、今回は省略します。
(いつかこうした細かい年金制度についても別の記事で解説するかもしれません。)
公的年金の受給額は?
年金と聞くと、定年退職後から受け取れるものというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
実はこれは、年金の中の1つである老齢年金のことを指しています。
ほとんどの人が老齢年金として年金を受給しているため、このイメージは間違いではありませんが、実は他にも2つ年金を受給するケースがあります。
それは、病気やケガによりが原因で障がいを負ってしまった場合と被保険者本人が死亡した場合です。
この2つのケースにおいても詳しく説明したいところですが、今回のテーマは老後資金についてなので、この記事では老齢年金にスポットを当てて説明していきます!
老齢年金は、国民年金の保険料を納めたことにより受け取れる老齢基礎年金と厚生年金の保険料を納めたことにより受け取れる老齢厚生年金があります。
まず、老齢基礎年金から見ていきましょう。
国民年金は20~60歳の40年間きっちり納めた場合、毎月69,308円(2026年3月時点)受給できます。
正直、これだけで毎月生きていくのは無理ですよね。
また、学生であっても20歳以上であれば、国民年金の対象となるため、保険料を納めていない期間があると、その分受け取れる年金も減ってしまいます。
ちなみに、私は大学院まで進学していたため、20歳から24歳までの間は保険料を払っていませんでした。
そのため、その期間分は将来受け取れる年金額が少なくなっています。
ただし、学生の間に払っていなかった保険料は、後から納めることもできます。
後から保険料を納めれば、その期間分も将来の年金額に反映されます。
次に、老齢厚生年金を見ていきましょう。
老齢厚生年金は、納めた保険料や収入によって受給額が変わります。
また、40年間会社員として働いたとしても、収入は少しずつ増えていくことが多いため、いくら受け取れます!と一概に断言することはできません。
ただ、私が見積もってみた感じ、平均月収×0.22+69,308円(2026年3月時点)くらいになるケースが多いと思います。
例えば、40年間月収が30万円の会社員と仮定すると(実際に年収40年同じということはほとんどないと思いますが)、300,000×0.22+69,308=135,308円で、毎月おおよそ13~14万円年金を受け取れるということです。
正直、これでも毎月生きていくのは難しいですよね。
公的年金はこんなもん!
今回は日本の公的年金制度について解説しましたが、実は国が保障してくれる私たちの老後の生活はこんなものなんです。
つまり、私たちは老後好きなことをするためというより、そもそも生きていくために今のうちから老後資金を準備する必要があるのです!
老後何千万の資金が必要になるわけですね。
その資金を貯める・増やす手段として、私のブログでもNISAを紹介してきましたが、他にもiDecoや確定拠出年金(DC)など、さまざまな制度があります。
次回の記事では、これらについて解説をしていきます。
(以下、私の個人的な考えですので、参考程度に読んでください。)
学生の期間に国民年金の保険料を納めていない場合、後から保険料を納めることができるという話をしましたが、私は国の年金制度の条件が良くなることはないと考えています。
今後もさらに少子高齢化は進み、年金保険料は増える一方で、受け取れる年金は減っていくと思っています。
そのため、私は後から学生の期間の頃の保険料を納めていませんし、今のところ納める予定もありません。
ただ、年金制度は長生きすればするほど、受け取れる年金も増えていくので、最終的にどうするのがいいのかは誰にもわかりません。
だからこそ、みなさんが制度を理解したうえで、自分でどうするべきかを判断していくことが大切なのです!


